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ウエアだけでなく、こちらのケアも忘れずに!【バックパックのメンテナンス方法】

山に行くたびに、当然バックパックは汚れるし、濡れるもの。その汚れと湿度こそが、バックパックの天敵です。ウエアのように毎回洗わなくてもいいのですが、目立つ汚れはしっかり落としてやりましょう。丸洗いの必要はなく、ケアは手洗いで行います。洗濯機を使うことは避けてください。また、ケアをした後は、きっちり乾かしてから保管することも大切です。水分が残っていると、加水分解などを引き起こす原因となってしまいます。

<メンテナンスのポイント①>
保管方法も長持ちのポイント

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山行ごとのメンテナンスはもちろん、どう保管するかも長く付き合うためには大切なポイント。よく乾かしたら、S字フックなどを利用してウエアと一緒に風通しの良い場所にぶら下げて保管しましょう。収納ボックスの中に詰め込んだり、いくつも重ねて保管するのはNG。生地を傷めるだけでなく、型くずれの原因にもなります。収納スペースに余裕があるならば、中に新聞紙などを軽く詰めておくと、乾燥しやすく、型崩れも防いでくれます。

<メンテナンスのポイント②>
主な故障原因は生地の破れやジッパーの破損

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バックパックの故障で多いのは、ボトム部分や背面パッドの角から起きる生地の破れや、ジッパーやバックルなど力のかかりやすいパーツの破損です。山では岩で擦れたり、ジッパーが砂を噛むのは避けられないことではあります。しかし、少しでも長く付き合いたいなら、バックパックの構造上壊れやすい箇所を頭に入れておきましょう。メンテナンスも含めて、大事に扱うことが相棒の寿命を延ばすことにつながります。

<メンテナンスのポイント③>
破損の修理はプロに依頼しよう

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ジッパーの破損、生地の大きな破れ、縫い目のほつれなど、バックパックは素人が修理するのが難しいギアです。もし不具合が出たら、プロに修理を依頼するのがおすすめです。ホグロフスでは、各取扱店の店頭とホームページ上のお問い合わせフォームから修理の相談を受け付けています。破損状況によっては修理対応の可否を預かってから判断するので、まずは一度ご相談ください。製造上の欠陥に伴う故障の場合は、無料で修理いたします。

<メンテナンスのポイント④>
車に載せっぱなしにしていませんか?

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前述の通り、保管の仕方はバックパックの寿命を左右する重要事項です。「どうせ来週も使うから」と、車の中にバックパックを載せっぱなしにしていませんか? 理想の保管場所は風通しが良く、直射日光が当たらない場所です。車内は風通しがないうえに日中は陽射しを遮るものがないため、保管場所には適しません。さらに、濡れたレインウエアなどの装備も入れっぱなしにしているなら最悪。今すぐ、バックパックを救出しに行きましょう!

<メンテナンスのポイント⑤>
こうなってきたら、そろそろ引退…

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修理やメンテナンスで回復できない不具合が出たら、買い替えのタイミングです。代表的な例は加水分解。使い込むうちに生地が劣化する現象で、表面のコーティングが剥がれたり、ベタついたり、嫌な臭いが発生することもあります。一旦こうなってしまったら、修理で機能を回復させることはできません。また、パッドのヘタリも回復しません。クッション性を感じないほど酷くヘタってしまったら、買い替えの目安です。

<メンテナンスのポイント⑥>
正しい手順をマスターしよう

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①荷物をすべて取り出したら、メンテナンスを始める前に、まずはバックパックを逆さまにして振って細かいゴミを出します。

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②ブラシや固く絞った濡れタオルを使って汚れを落とします。ボトム部分は特に汚れやすいので念入りに行います。

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③しつこい汚れには薄めた中性洗剤やアウトドアギア専用の洗剤を使うのも手。軽く水で洗い流して洗剤が生地に残らないようにしましょう。

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④ジッパーやストラップのパーツ周りも汚れが溜まりやすい部分です。歯ブラシを用意しておくと便利です。

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⑤汗などで濡れたパッド類は、固く絞った濡れタオルで拭います。臭いが気になる場合は、消臭スプレーを吹きかけておきます。

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⑥生地やパーツを傷めてしまうため、洗濯機の使用はNG。汚れや臭いがひどく、どうしても丸洗いしたい場合は浴槽などでどうぞ。

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⑦ジッパー類は全て開けて、風通しの良い日陰でよく乾かします。直射日光は生地を傷めてしまうので、日向は避けてください。

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⑧保管する前にストラップ類は全て緩めます。テンションをかけないようにしてやることで、生地への負担を減らします。

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⑨よく乾いたら、風通しの良い日陰に吊るして保管しましょう。S字フックがあると便利です。

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